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今世、来世(水玉文庫)

10/06/30
水玉文庫

○今世、来世

飲み会で、30歳手前の子たちが、
おたがいにまだ30でないと主張していて、
理由はひとりひとりにきいてみれば、
きっと違うこたえがかえってくるのだろうけど、
ただ30をネタに
キャッキャ、キャッキャとしたいだけなんだろうと思い、
口をはさまず、じっとみる。

私は、
30歳になれば、
まわりももう、
私には何も期待せず、
だから楽になれると思ってたので、
一日でも早く30歳になりたかった。
私は年上のひとばかりみていたので、
はやく年をとって、
その年齢でする体験をいろいろしたかった。

30代になってしったこと。

マンガや本を読んだり、テレビや映画をみたりして、
男になったり、女になったり、
子どもになったり、老人になったり、
貧乏になったり、金持ちになったり、
想像たくましかった時代は、
現実を何も考えていなかった時代ということなんだけれども、
融通無碍にあれこれできると思ってた。
けれど、現実はそういうわけにもいかず、

独身
非正規
貯金なし
借金あり
持ち家なし
こどもなし
という、自分が選んだ属性で
30代を生きるとはこういうことなんだなと思い、
それはそれで面白い。

属性の変更は可能だけど、
体はひとつしかないわけで、
人生はいちどきりとはなるほどこういうことかと
できないことは来世以降で、
今世は今世で大事に、と思う。
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山日記(つづき)

うさえもん

剣や朝日や後立山・・・、なんて高いお山に登っていた
のはつかの間でした。
気がつくと草原に寝転んでいることが多くなっていた。
それでも、妙に修験の御山に興味があったので、
ある夏、月山に登った。

お宿までのバスを降りたら、仲間が青ざめている。
「やられたみたい。」
へ? 何がどうした?
と聞かなかったのは、何故だったろうか。

翌朝、お宿の周りを散歩していた。
ひとりで、眼を瞑って大気を味わっていた、
そのとき、がやがやと声がした。
数人の女性たちの会話が耳に入ってきた。

・・・修験者さんたちは、命をかけて山に入るのだが、
修行半ばで挫折した方は・・・
それでね、そんな人に会ったらしい・・・

あああ、どうしてこう聞かなくてもいいことを
聞いてしまうんだろう、と思った。
でも、前日の不調の辻褄が合ってしまった、
と感じたけれど、仲間には話せなかった。

高い御山には、それ以来行ってないかも。


ご無沙汰しました。(コスモス)

5月の末に娘から電話があり、小学生になった孫が体調を崩したと聞き、急遽わたしでも力になれるかと、しばらく手伝いに泊り込むことになた。娘も大学院生活が大変らしい。

孫は朝6時半には起きないと、7時半の集団登校の集合に間に合わない。
ところがなかなか朝の6時半には目が覚めない。7時になってやっとテーブルについて朝食。毎朝「間に合わないよ、早くしなさい」という言葉に追い出されるように出て行く。

夜は9時には寝ないと朝起きられない。そのためにも、夕飯、宿題、お風呂、などさっさとやらなければならない、それがなかなか進まない。

小学1年生でも今は5時間授業があり、帰りは3時過ぎで、帰るとお友達と遊びに行く。今は日が長いので6時過ぎても帰らなかったり・・・。そんなときは心配だ。

学童保育もあって通ってたが、どうも本人は嫌がる。行きたくないと泣き喚く。
学童保育に行かなければ、好きなことをして遊べる。自由だ。

今しばらくして、生活にリズムがつけばいいと思うが、どこの家も朝が大変らしい。
朝起きて素早く着替えが出来る日は来るのかな??

婆も自分の子育てを思い出しつつ、こんなに大変だったかな?と思ってる。
今は暇な日々なので、いくらでも手伝ってあげたいが、病気持ちの身、思うようにはならない。

(編集長さま、今しばらくメルマガもお休みします。)

山日記(つづき)

うさえもん

宇和島の実家に行く友について石鎚山に登った。
若かったので、これまた夜行で。
大変な御山で、頂上直下は鎖場でした。
あえぎあえぎ登ったのだが、
考えてみたら、当時の体重は今よりずいぶん多いのよ。
(オデブサンとも言う)

さて、石鎚山で知ってしまった魅力。
山の本を見たり、同好の方々の話を聞いたり、
雑誌を見て、気が引かれるのは修験の山になっていた。

次にひとりでふらふらあ、といったのは
古峰ヶ原湿原です。
山ではないのですが、まあひとり山歩き。
お泊りは神社さんでした。
(なんでしょうね?この好みは)

宿泊の確認で神社さんから電話を受けた姉ちゃん、
「低くて暗い声で、コブジンジャデスガア・・・ていうんだ。」
「あんた大丈夫なの?」

朝のお勤めもしたのだった、太鼓が気持ち良かった。

手書き文字のさよなら(水玉文庫)

10/06/16

水玉文庫
○手書き文字のさよなら
『クウネル』(マガジンハウス)という雑誌を
創刊2号からずっと読み続けている。

『クウネル』は、
生活というものを大事にする、
けれども先行する生活重視の雑誌とは
まったく異なるもので、
その後似たような雑誌は
いっぱいでてきたけど、
品とか空気感とか、
そのトーンは、
やはり独特のものがあり、
最新号を毎回かかさず購入した。

とはいえ、ここ数年は
なんだか安定してしまった感じがして、
このまま買い続けるか迷っていた。

そんなところ、
先月出た最新号の表紙は、
いままでにない、
特集や内容が万年筆でかかれたもので、
とってもびっくりした。

珍しい、
新鮮、
そもそもこの字は誰?
と思ったら、
岡戸編集長の字であった。

私の好きな雑誌を作っている人は
こういう字を書くのか、と
久し振りに『クウネル』を
ドキドキしながらめくった。
目次も、記事のタイトルも手書き文字。
記事を読むためにめくっているのか、
岡戸さんを探しているのか、
だんだんわからなくなってしまった。

岡戸さんの字は
バランスのいい字で、
この字をなぞって練習したら、
岡戸さんに近づけるのかしら、
なんてドキドキしてたら、
しばらくして、
岡戸さんが編集長をやめ、会社もやめたことを知った。

ショック。

手書き文字は
『クウネル』と読者へのお別れの挨拶だったのか。

机の上の最新号をみるたび、
プリントされた手書き文字をみるたび、
岡戸さん、『クウネル』をいままでどうもありがとう、と
どこかで気持ちが届くよう、
声に出さずにそっとつぶやいている。

山日記

うさえもん

昔の日記が出てきた。
今頃の季節に、金峰山から甲武信岳を歩いた。

前日の夜行で行くはずが、事情で間に合わず。
翌日の早朝、予定コースを反対から、
途中で会えるといいな、と一人で出発。

山小屋に泊まるのだけれど、完全自炊の計画でした。
富士見平小屋・大日小屋と無人の所を覗いてはみた。
が、まだまだと歩き続ける。
元気だったわねえ、金峰山荘着は午後の6時30分
と書いてある。夏至近くだとはいえ無茶なことでした。

で、国師岳の往復の道で会えたのにはびっくりした。
ビックリなのはこれだけではなくて、
稜線でカミナリに追いかけられた。
ゴロゴロ、がどんどんと近づいてくるのよ。
これは怖い!髪の毛が逆立つ。
膚もチリチリとしていた。

肝心な山の景色は憶えていない。

人生最後の食事(水玉文庫)

10/06/09
水玉文庫
○人生最後の食事
誰にでもよくされる質問の一つに、
明日地球が滅亡するとして
人生最後に食べたいものは何?
というのがあると思う。
これは、
一番好きな食べ物は何?
という質問と同趣旨で、
条件をつけることによって
究極的に何が好きかを
よく考えさせ、答えさせるのだろう。

ところで、
私の食事であるが、
何を食べても、次の食事のことを考えている、
ということに最近気付いた。
一人でラーメンやでも食堂でもまあなんでもいいのだけど、
入って食事する場合も、
食事に集中するということはまったくなく、
メニューを眺めながら、人のたべてる物をみながら、
注文していないメニューの味を想像している。

特定の食べ物に対する
これといった執着はないけど、
その時口にしていない、
別の食べ物には、
かなり執着しているみたい。

そう気付いてから、
私の人生最後の食事に対する答えは、
何を食べても、
それなりに満足するけど、
きっと別の食べ物に思いをよせているはずで、
心から満足することはない。
だからまあ、あまりかわったものでなければ、何でもよい。

って一見無欲なようでまったくの強欲。
我ながら美しくないね。
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きょうの目

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