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最高の殺し文句(水玉文庫)

2012/10/20
水玉文庫

○最高のくどき文句

『暮らしの手帖』をご存知だろうか。
花森安治が編集長を務めていた雑誌で、目玉といえば商品テスト、という方も多いのではないだろうか。

私は母が購読していたので、小さい頃から手に取っていたなじみ深い雑誌である。
こどもが何を読むのか。
藤城清治の影絵のページである。
物語は覚えていないが、影絵の色彩はいまでも美しく覚えている。

とはいえ幼い頃から知っている『暮らしの手帖』は、つくりが古くさく、いいこと書いてあるみたいだけど、ふるめかしい印象の方が強い。
3世紀(100号で1世紀、300号代)の、油彩の女性の表紙が、私にはピンとこなかったのだ。
販売にも苦戦していたのだろうと思われる。
4世紀にはいり、有名デザイン事務所がアートディレクターをつとめ、デザインの刷新がはかられたが、数号でデザイン事務所がかわり、花森安治デザイン色が強く打ち出された。
建て直しをはかっているみたいだけど、どうなるのだろうと思っていたところ、こんどは編集長が松浦弥太郎氏にかわった。

当時の松浦弥太郎氏について、私が知っていることとその印象は、
cowbooksという古本屋の店主で、かつては車に本を載せて売っていた。
都会で仕事をもって暮らすヒッピーみたいな人(『relax』取材記事、著書『最低で最高の本屋』などの感想)。

暮らしの手帖社との接点はまったくみえず、暮らしの手帖も思い切った人事をしたなと思っていた。
その後、『暮らしの手帖』は白を基調にした、美しいつくりとなり、商品テストはないけれども、日常のささやかな豊かさをうけとれる雑誌にかわった。

編集長の力は本当に大きいと思い、いったいどういう経緯で松浦氏が抜擢されたのだろうと思って、検索かけたらこのページにあたった。

直感。
それで引き受けたそうだ。

説明できることもあれば、説明できないこともある。
説明できないことを信じ、覚悟をもって引き受けた先の姿として、この今があるのだと思った。
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