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あたふたキューバ訪問記5

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あたふたキューバ訪問記5
(1月10日、サンタ・クララ行き)
 本日は、ハバナから257㌔離れた、キューバ中部にあるサンタ・クララに行く。見所はゲバラの霊廟である。早朝から、ガイドと運転手つきで車で出発する。途中、高速道路を走っていくと云っていたが、一般道路との区別も分らないまま高速道路に進入していた。
 キューバの高速道路は、革命前から建設が始まっていて、途中の中断はあったが50年かけて完成したのだそうだ。当初は有料であったが、すぐに無料となった。高速道路といっても、ガソリンの入手が困難なキューバでは、車の数が多くない。馬車も通れば人も歩いているのだ。その人であるが、至る所でヒッチハイクをするのだ。キューバ人は通勤にバスを使うが、そのバスは「来るか来ないか」ほとんど分らない状態である。そこで、ヒッチハイクをしながら通勤することとなる。それもナンバープレートの色で、「政府関係車」か(80%)か民間車(20%)が判るので、政府関係車は義務としてヒッチハイクをさせなければならないのである。所によっては警察官が出て次々に人を乗せているが、ほとんどの車は自主的に人々を乗せている風景が見られた。そんなことは「当たり前」のことなのであった。
ゲバラ廟の前にあるモニュメント
ゲバラ廟の前にある彼と戦った同志たちのモニュメント
 自分の走っているのが高速道路だと判るのは、信号や横断歩道ないことからであった。無料であるから出入りはまったく自由で、どこにでも出入りすることができる。その高速道路の真中で奇妙なものを見た。1つは、大きな刀のようなもので雑草を刈っている人のことだ。ガイドに「あれは何」と尋ねると、「囚人が雑草を刈っているのだ」という。しかし、周りに彼を見張る人物はいないのだ。ガイドいわく、「キューバ人は農業と建設業で働くのを嫌う」という。なぜなら、安い賃金で重労働だからだ。そのため、囚人にこうした労働が割り当てられているのだ。それでは好きな職業は何かと尋ねると、「チップを貰える観光業」と答えた。成程、正規の安い賃金の他にチップが手に入るのだから、やりたくなるのも無理はない。
 ところで、キューバで多い犯罪について聞いてみた。「空き巣と職場での横領」であった。とくに職場では、小物が度々盗まれる。キューバでは、殺人などの重犯罪は少ない。それは、民間人の銃所持は禁止されているからとのことであった。ハバナに多くいる警察官でも、拳銃を持っている人は少なかった。持っていても、小型拳銃で目につかなかった。ガイドに、持っている人と持っていない人の区別を聞くと、「階級の差」とのことだった。たまに起こる殺人事件は、ラム酒を飲んで喧嘩になって「殴り殺し」て起きるくらいなのだそうだ。昨年のインドでは、空港では軍隊が、街中では銀行の入口で警備員が銃を抱えていて怖いくらいであった。インド人のガイドは、「日本では銀行の警備をしないのか」と驚かれてしまったほど、我々との常識が違っていた。それに比べると、キューバは安全に関しては日本と同じ感覚である。むしろ、子供でもヒッチハイクが安心して出来るところなど、日本以上である。
 もう1つ、高速道路の真中に立って農民が自宅で作ったチーズ等を売っていることであった。最初は、何をしているのか分らなかった。もちろん、社会主義国であるキューバでは、無許可での農産物の売買は違法である。彼らは小遣い稼ぎでやっているのだ。警官のパトロールがあると、一目散に逃げていくのだ。たしかに、3時間以上かかったサンタ・クララ行きの間に、パトロールを何度か見かけることがあった。
 こうして、サンタ・クララの「ゲバラ霊廟」に到着したのであった。

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